ここのところ花の写真ばっかりで、つまらないでしょう。今年は初めてカメラを持参してショーに出かけたのでした。メドさんは今回は花はあまり撮らないで、人の写真が中心だったようです。こういう場所に来るのは、ものに憑かれてしまったちょっと困った人たちで、そういう人々のありようを観察したかったのだそうです。
ビクトリア駅から歩いて10分、しかし自分たちはそれでもバスに乗りました。降りて向かう途中で、どういうわけかカモのつがいが公園にいたのです。しかし、この公園には水というものがない、池がない、そこでいったい何をしているんだ、ということになるわけですが、われわれが立ち止まって見ているとやって来るではありませんか、こちらに。餌をもらいに来たんです。ということは、このカモさんたち、ここの公園に住んでいるんじゃないだろうか?
ちょうどあたりは日暮れどき、公園は薄暗くぼおっとして、空は赤く日が沈むところでした。
会場はワインが入り口でふるまわれていました。今回メドさんが来たのはこれが目当て。お代わりを3杯。
左、展示のCoelogyne lawrenceana と右、売り場のPaphiopedilum delenattiとwardii(買いました)
これが、この日の最大の収穫物。Paphiopedilum concolorです。ずっとあこがれていたんです。おまけに、花が一つではなく、花茎が二つあって、しばらく楽しめるようなんです。芳香がすると書いてあったような気がしたのは間違いでしたが、そんなことはどうでもいい。塩分を極端に嫌うそうで、ロンドンの水道水はフィルターしてから使わなきゃ。
下のものは、やっと咲いた交配種です。delenattiと思ってた(右)のは勘違い。前に持っていたのは枯らしてしまっていたのでした。これはその後に会合で見つけたdelenattiの交配種でした。残念、だけど花はきれいだと思います。
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