きのう、夕食からの帰り道でBlackbirdが鳴いていました。夜11時をすぎていましたが、この後、どうも一晩中鳴いていたようで、朝方メドさんが鳴き声が聞こえるかとしつこく聞いてきました。こちらは眠くて返事はしませんでしたが。Blackbirdというのはたしかに黒い羽をしていて鳩より一サイズ小さく、くちばしが黄色い、見かけ上は何の取り柄もないような鳥ですが、この和訳名はクロウタドリ。つまりびっくりするほど唄が、しかもほかの鳥のまねもできるほど、上手なのです。声もたいへんキレイです。ふだんは公園の木の根元辺りをなわばりにしていて、声とは裏腹にナメクジやカタツムリなどを食しているらしい。まことにありがたい鳥です。
http://www.english-country-garden.com/a/i/birds/blackbird-3.jpg
この鳥がなぜ夜中に鳴き続けていたのか、聞いてみたい気もしますが、とにかく春が近いということなんでしょう。それで、もう一つ、手元にある蘭がいっせいに花芽をつけ始めた、というのは前にも書きましたが、めったに無いことなので写真に撮りました。みんな開花前なので、ちっとも見栄えがしません。
これは勢ぞろいの写真。
Paphiopedilum delenatti(左) とpremulinum(右)
Paphiopedilum villosum? と Phalaenopsis manni
Sedeira japaonica(ナゴラン・左)とBrassiaの交配種(右)
Epidendlum rigidum(左)とOncidium系の複雑な交配種
地味なものばかりですが、ま、開花まであと一月かかるかもしれません。気長に待ちます。
2009年2月18日水曜日
2009年2月6日金曜日
Fuerteventuraで撮らなかった写真
やはり記憶が残っているうちに書き残しておいたほうがいいと思うので、文章にしておきます。島にはたくさんの中国人がいました。女性の方が数が多かったように思いますが、夜暗くなる頃から、街角やレストランの周辺でぴかぴか光るライトのついたスティック状のものを売って歩いていた人たちです。ダンスクラブなどで振り回すようなやつですが、それを買っている人をついぞ見かけませんでした。自分も買いたいとは思わなかったから、一晩に売れる数は限られてたんじゃないか、と思います。いくらで売っていたのか聞いてないから分からないけど、どう考えても一本売って数ユーロにしかならないだろうと思います。店から店へ売り歩いて、出会うひとごとに話しかけてがんばっても、一晩の収入はせいぜい10ユーロあるかないか。もちろん一本も売れなければ収入ゼロ。ホテル代が一日10ユーロ程度で、サンドイッチを一つ買えば5ユーロはかかる。昼間はほかの仕事をしているのかもしれませんね。
印象に残ったのは、日光と海辺を求めて余暇を過ごしに来た人たちとの落差です。本国で働くより、それでも、収入は多いのかもしれない、と考えると、決して悪い仕事ではないのかもしれません。表情は明るくはなかったけど、暗くもありませんでした。たまには海辺でのんびりする時間があったらいいな、と思いました。
なお、日本人は全然見かけなかったように思う。
Paphiopedilum Maudie
これは残念ながら交配種です。去年買ってから2度目の開花。長持ちします。春を前にして、蘭に次々と花芽がついてきています。今月は一気に10本近く開花するはず。
印象に残ったのは、日光と海辺を求めて余暇を過ごしに来た人たちとの落差です。本国で働くより、それでも、収入は多いのかもしれない、と考えると、決して悪い仕事ではないのかもしれません。表情は明るくはなかったけど、暗くもありませんでした。たまには海辺でのんびりする時間があったらいいな、と思いました。
なお、日本人は全然見かけなかったように思う。
Paphiopedilum Maudie
これは残念ながら交配種です。去年買ってから2度目の開花。長持ちします。春を前にして、蘭に次々と花芽がついてきています。今月は一気に10本近く開花するはず。
2009年2月4日水曜日
「だ」について、続き
城田俊の本から教えてもらったことです。この人がどういう人か、よく知らないんですが、ことばの形、つまり、音のことですが、音の形を文法の中心に据えるという考え方の人です。
さて、この人の説では名詞に続く「格助詞」は「が、を、に(補充成分)」をのぞいて全部外してしまい、「の、に(の一部)、へ、と、で、から、より、まで」はすべて「だ」の活用形にしてくくってしまおうというものです。これはこれですっきりしている。その位置づけでは、「で」は「だ」の接続形(主に接続成分を作る)および汎用形(ほかの語とくっついていく形)ということになって、先の問題は「解決」されることになる。さて、どうなんでしょうか。場所を表す場合などを「状況語」として別枠にしておいて、接続形と分けておくというのが無難なような気がしています。
もひとつ納得できないと思うのは、名詞の扱いで、名詞と「形容動詞」の語幹部分(城田の用語では状詞)を機能的な体言と用言に分けるところです。名詞が主格などの補充成分になるときには別語扱いし、述語としてはたらく場合には、語彙的な意味の違いしかないんだから、区別する必要はないんじゃないか、と思います。
「形容動詞」(状詞) きれい-だ。 きれい-になる。 きれい-である。
名詞 宝=だ。 宝=になる。 宝=である。
と並べてみたら、そのはたらきに違いがあるとは思えませんが、どうなんでしょうか。
続いて咲いたCoelogyne cristata v.albaです。先に載したものと同じ種だけど、リップの部分が黄色でなくて白いのが特徴。
さて、この人の説では名詞に続く「格助詞」は「が、を、に(補充成分)」をのぞいて全部外してしまい、「の、に(の一部)、へ、と、で、から、より、まで」はすべて「だ」の活用形にしてくくってしまおうというものです。これはこれですっきりしている。その位置づけでは、「で」は「だ」の接続形(主に接続成分を作る)および汎用形(ほかの語とくっついていく形)ということになって、先の問題は「解決」されることになる。さて、どうなんでしょうか。場所を表す場合などを「状況語」として別枠にしておいて、接続形と分けておくというのが無難なような気がしています。
もひとつ納得できないと思うのは、名詞の扱いで、名詞と「形容動詞」の語幹部分(城田の用語では状詞)を機能的な体言と用言に分けるところです。名詞が主格などの補充成分になるときには別語扱いし、述語としてはたらく場合には、語彙的な意味の違いしかないんだから、区別する必要はないんじゃないか、と思います。
「形容動詞」(状詞) きれい-だ。 きれい-になる。 きれい-である。
名詞 宝=だ。 宝=になる。 宝=である。
と並べてみたら、そのはたらきに違いがあるとは思えませんが、どうなんでしょうか。
続いて咲いたCoelogyne cristata v.albaです。先に載したものと同じ種だけど、リップの部分が黄色でなくて白いのが特徴。
2009年2月2日月曜日
学校も休み、仕事も休み
18年ぶりの雪!
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