2011年5月3日火曜日

いやな言葉、でも口にしたい

そういう言葉が、ふと浮かびます。まず、「血は汚い。」私の母親が、時に口にしていました。今回の震災でまず浮かんだ言葉です。ニュージーランドはそうでもないにしろ、いやその前の東南アジアを襲った大津波のとき、はたまた10年ほど前になる中国の内陸部の大地震で亡くなった人の数は比べ物にならないものだった、にもかかわらず自分はあまり痛みを感じなかった。

次に浮かんだのが、「そら見たことか。」、これは福島の原発事故を耳にしたときです。今、この言葉を発したら、袋だたきに遭うでしょうし、現にあっている人もいるような話です。この時期、この状況で、事態を何とかするために仕事をしている人がいる中で、これは口にできない、しかし。怒りを抑えていていいものなんだろうか。「だから言ったじゃない。」というのもありますが、これは、振り返ったらそうでもないか、と思います。もう一つ、「後手後手に回る。」というのもあったけど、これは違うような気がする。

何にしても、言葉が思うように話せなくなるのは、「さて、こまったな。」。

追記:
今日下のようなポストを見つけました。『日本語ハラゴナシ』掲載



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