あたりまえではあるけれど、この国にはキリギリスがいない。ヒメギスもクツワムシもウマオイもいない。いるのはクリケットとグラスホッパーだけです。ということで、草原(くさはら)に行って聞こえてくるのは、味気ないちっちっ、という音だけです。もちろん、夏の草いきれというものも感じられない。
そういう折りに、仕事で行ったキャンプ場で、こいつをみっけました。そう、まぎれもないキリギリスの親戚です。これがもう少し体調が長くて、後ろ羽根にしっかりと音を出す模様があったら、本物のキリギリスになるのになあ、とため息をつきましたが、たとえサイズが大きくてもやっぱりあの聞く者を惹きつける虫の音は出さないんだろうと思います。何か、こちらの虫どもは音色で誰かを誘って、その音の美しさを競い合うというようなぜいたくな心情を持ち合わせないように思います。どうしてなのかなあ。
2009年7月24日金曜日
2009年6月3日水曜日
ウサギの・・・
2009年6月2日火曜日
Ibiza城壁の影
ホテルから見たお城の風景です。幸いなことに、泊まった場所は町外れの丘の上で町の喧騒からは少し離れていながら、しかもすぐ前の通りからお城の裏庭に道が続いているというこの上ない条件でした。シャワーを浴びた後、日が落ちる直前のほぼ同じ時間に撮った写真を比べてみると、もやがない日の陰は少しきつすぎる感じがします。この壁の下の駐車場で、午前中子供たちがバレーボールをしていました。紐を一本引っかけただけでコートに早変わり、でもパスが続かなくて付き添いの先生が懸命に声かけ。観光地にしては、地元の人たちの生活が感じられる町です。
このお城は世界遺産というのに、内部に雑多な人が居住しているそうです。八世紀ごろからの遺跡の合間に洗濯物が路上に干してありました。
このお城は世界遺産というのに、内部に雑多な人が居住しているそうです。八世紀ごろからの遺跡の合間に洗濯物が路上に干してありました。
2009年6月1日月曜日
2009年5月19日火曜日
近所の写真
特にこれといって話題はありませんが、昨日たくさん写真を撮りました。初めて自腹を切ってカメラを買ったのでした。うちはロンドンでも中心部といっていいHOLBORN地域にあります。ただ、そうは言ってもほんとの中心部からは少し外れていて、ハイストリートにできる店は流行らないままつぶれて入れ替わる、というパターンが見られますし、あまり豪勢な建物もありません。何でも、一九世紀ごろまでは貧民街だったそうで、ディケンズが入っていたという救恤院も近くにあったとか。家から一分ほどのところにそのディケンズの住んでいた家というのがあります。
それはともかく、試し撮りで撮った写真を載っけますので、どんな辺りか見てくださいな。ほとんどオート設定ですが、最後の方のやつだけ夜景モードで撮りました。


この二つはTemple駅を出たところで川縁に行って、テムズを眺めたところ。ロンドンアイとOXOビルが写ってます。

ここは、雪の日にも写したLam's Conduit Street。家の通りの一つ西側の通りで、この商店街にはチェーン店がないのが自慢でした。数年前にスターバックスが来るまでは。

建物に入って一階の踊り場と郵便受け。肉眼ではとても暗いところ、こんなに明るく写るとは意外でした。
次からは、全部Theobald Roadで撮ったもの。すぐ下のはキャッシュポイントですが、ここの機械も例に漏れず、カードを盗み取るしかけがしてあったことがあります。

最後の三枚は夕方仕事帰り。街灯や車のランプの色が面白くて。車の通り過ぎる前と、ちょうど横を通過したとき。こんなのがかんたんに撮れるんですね。


それはともかく、試し撮りで撮った写真を載っけますので、どんな辺りか見てくださいな。ほとんどオート設定ですが、最後の方のやつだけ夜景モードで撮りました。


この二つはTemple駅を出たところで川縁に行って、テムズを眺めたところ。ロンドンアイとOXOビルが写ってます。

ここは、雪の日にも写したLam's Conduit Street。家の通りの一つ西側の通りで、この商店街にはチェーン店がないのが自慢でした。数年前にスターバックスが来るまでは。

建物に入って一階の踊り場と郵便受け。肉眼ではとても暗いところ、こんなに明るく写るとは意外でした。
次からは、全部Theobald Roadで撮ったもの。すぐ下のはキャッシュポイントですが、ここの機械も例に漏れず、カードを盗み取るしかけがしてあったことがあります。

最後の三枚は夕方仕事帰り。街灯や車のランプの色が面白くて。車の通り過ぎる前と、ちょうど横を通過したとき。こんなのがかんたんに撮れるんですね。


2009年3月31日火曜日
London Orchid Showに行ってきました
ここのところ花の写真ばっかりで、つまらないでしょう。今年は初めてカメラを持参してショーに出かけたのでした。メドさんは今回は花はあまり撮らないで、人の写真が中心だったようです。こういう場所に来るのは、ものに憑かれてしまったちょっと困った人たちで、そういう人々のありようを観察したかったのだそうです。
ビクトリア駅から歩いて10分、しかし自分たちはそれでもバスに乗りました。降りて向かう途中で、どういうわけかカモのつがいが公園にいたのです。しかし、この公園には水というものがない、池がない、そこでいったい何をしているんだ、ということになるわけですが、われわれが立ち止まって見ているとやって来るではありませんか、こちらに。餌をもらいに来たんです。ということは、このカモさんたち、ここの公園に住んでいるんじゃないだろうか?


ちょうどあたりは日暮れどき、公園は薄暗くぼおっとして、空は赤く日が沈むところでした。
会場はワインが入り口でふるまわれていました。今回メドさんが来たのはこれが目当て。お代わりを3杯。


左、展示のCoelogyne lawrenceana と右、売り場のPaphiopedilum delenattiとwardii(買いました)

これが、この日の最大の収穫物。Paphiopedilum concolorです。ずっとあこがれていたんです。おまけに、花が一つではなく、花茎が二つあって、しばらく楽しめるようなんです。芳香がすると書いてあったような気がしたのは間違いでしたが、そんなことはどうでもいい。塩分を極端に嫌うそうで、ロンドンの水道水はフィルターしてから使わなきゃ。
下のものは、やっと咲いた交配種です。delenattiと思ってた(右)のは勘違い。前に持っていたのは枯らしてしまっていたのでした。これはその後に会合で見つけたdelenattiの交配種でした。残念、だけど花はきれいだと思います。
ビクトリア駅から歩いて10分、しかし自分たちはそれでもバスに乗りました。降りて向かう途中で、どういうわけかカモのつがいが公園にいたのです。しかし、この公園には水というものがない、池がない、そこでいったい何をしているんだ、ということになるわけですが、われわれが立ち止まって見ているとやって来るではありませんか、こちらに。餌をもらいに来たんです。ということは、このカモさんたち、ここの公園に住んでいるんじゃないだろうか?


ちょうどあたりは日暮れどき、公園は薄暗くぼおっとして、空は赤く日が沈むところでした。
会場はワインが入り口でふるまわれていました。今回メドさんが来たのはこれが目当て。お代わりを3杯。


左、展示のCoelogyne lawrenceana と右、売り場のPaphiopedilum delenattiとwardii(買いました)

これが、この日の最大の収穫物。Paphiopedilum concolorです。ずっとあこがれていたんです。おまけに、花が一つではなく、花茎が二つあって、しばらく楽しめるようなんです。芳香がすると書いてあったような気がしたのは間違いでしたが、そんなことはどうでもいい。塩分を極端に嫌うそうで、ロンドンの水道水はフィルターしてから使わなきゃ。
下のものは、やっと咲いた交配種です。delenattiと思ってた(右)のは勘違い。前に持っていたのは枯らしてしまっていたのでした。これはその後に会合で見つけたdelenattiの交配種でした。残念、だけど花はきれいだと思います。
2009年3月16日月曜日
咲きはじめた!
何といっても一番はこれ!見た目にはたいしたことはないと思うかもしれないけど、これ以上上品な香りはない、と言い切れるようないいにおいなんです。 日本のナゴランで、学名はSediera japonicaというらしいけれど、やっぱりナゴランの方がいい。ナゴは沖縄の地名の名護からきたそうですが、本州にもあちこちに見られるそうです。

これは、ebayで入手しました。決して日本から持ち込んだのではありませんが、もとをたどれば、やっぱり日本から来たのかな、と思います。野生では絶滅寸前だそうです。葉の大きさは5センチくらいでしょうか。写真では香りが届けられないのは、本当に残念です。

つぎはこれ、Paphio primulinumで、とにかく花の開花期間が長い。一つ一つはせいぜい2週間程度ですが、次から次から、そしてまた次とほっとけば半年、一年咲き続ける。コロンビアマーケットで買ってから3年目です。

本日最後は、先に名前を間違えてしまったやつで、MiltonidumのPupukaらしい交配種。これもきつい芳香があります。癖がある香りで、人によっては敬遠する人もいるかもしれませんが、自分は気に入ってます。葉についている茶色の模様はここ数年悩まされたカビの被害の名残です。おとどしまで、てっきりダニの被害だと思ってせっせと防虫剤をまいていました。効果が薄い。ひょっとして、と思ってパリで手に入れたバラ用の殺菌剤を使ったら、ぴたっと病気が治まりました。この病気のおかげでいったい何鉢お別れしたことか。春先になるとカビも動き始めるので、まだ油断がなりません。

これは、ebayで入手しました。決して日本から持ち込んだのではありませんが、もとをたどれば、やっぱり日本から来たのかな、と思います。野生では絶滅寸前だそうです。葉の大きさは5センチくらいでしょうか。写真では香りが届けられないのは、本当に残念です。

つぎはこれ、Paphio primulinumで、とにかく花の開花期間が長い。一つ一つはせいぜい2週間程度ですが、次から次から、そしてまた次とほっとけば半年、一年咲き続ける。コロンビアマーケットで買ってから3年目です。

本日最後は、先に名前を間違えてしまったやつで、MiltonidumのPupukaらしい交配種。これもきつい芳香があります。癖がある香りで、人によっては敬遠する人もいるかもしれませんが、自分は気に入ってます。葉についている茶色の模様はここ数年悩まされたカビの被害の名残です。おとどしまで、てっきりダニの被害だと思ってせっせと防虫剤をまいていました。効果が薄い。ひょっとして、と思ってパリで手に入れたバラ用の殺菌剤を使ったら、ぴたっと病気が治まりました。この病気のおかげでいったい何鉢お別れしたことか。春先になるとカビも動き始めるので、まだ油断がなりません。
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